製品カタログ(カテゴリ別)

環境

化学物質管理と汚染防止

化学物質管理の方針

製品含有化学物質管理

化学物質の管理としては、環境推進部が中心になって基本的な管理マニュアル(製品含有化学物質管理標準)を作成し展・運用しています。その管理実施状況については環境品質内部監査チェックシートを作成し、環境推進部およびEMS内部監査チームで全工場の監査を実施し、監査結果については経営責任者へ報告し、マネジメントレビューに結びつシステムになっています。
当社グループではRoHS指令で規制されている物質以外に顧客の要求事項、自主的禁止、その他の環境関連法で規制されている物質を含めて含有禁止物質を定めています。加えて、含有有無、含有量等を把握しておかなければならない物質として含有管理物質を定めています。また、含有報告物質としてREACH規則の認可対象候補物質(高懸念物質:SVHC)を定めております。
これらはグリーン調達ガイドラインにも掲載し、お取引先様より禁止物質不使用の保証書を提出いただき、お取引先様より納入いただいた材料・部品につきましては蛍光X線装置、フタル酸エステルスクリーニングシステムを導入し、定期的に環境負荷物質の含有状況を確認することとしています。

水環境への配慮

水使用量の推移

当社グループが使用している水は約98%が地下水で、主に製造工程で使用しております。当社グループでは水資源の保全も重要な課題であると認識し使用量削減に取り組んでいます。例として、当社グループの一部の事業所では、冷却水などで使用した地下水を貯水槽に溜めて、夏季は打ち水、冬季は消雪に再利用しています。今後は水使用量の更なる削減に向けてリースリサイクルシステムの導入等の検討を推進してまいります。

水使用量の推移

水域への環境リスク管理

当社では地下水を大量に使用しています。排水に対しては定期的に排水の水質について第三者機関による分析を受け、各地域で定められた排水基準を満たしていることを確認しています。また、自主基準を設けて定期的な監視を実施しています。

大気汚染の防止

揮発性有機化合物(VOC)の削減

浮遊粒子状物質および光化学オキシダントの原因の一つが揮発性有機化合物(VOC (Volatile Organic Compounds))です。VOCとは、揮発性を有し、大気中で気体状となる有機化合物の総称であり、多種多様な物質が含まれます。
当社グループでは、工場で使用しているVOCの排出および飛散の削減施策を講じています。

揮発性有機化合物(VOC)の削減

データ

化学物質管理

単位 2019年度 2020年度 2021年度 2022年度 2023年度 対象範囲
揮発性有機化合物(VOC)取扱量 t 22 20 23 19 16 単体

持続可能な社会の実現に向けて(環境負荷低減の取り組み事例)

小型高電力チップ抵抗器の開発促進

製品寸法のダウンサイジングと定格電力維持の両立を実現。
軽薄短小化により、製造、使用、運搬、廃棄、全てのフェーズで環境負荷低減に貢献します。

小型高電力チップ抵抗器の開発促進

環境負荷物質の削減

可変抵抗器に使用される抵抗体完全鉛フリー化を実現しました。
チップ抵抗器についてもガラスコートおよび抵抗体の完全鉛フリー化の開発を推進しています。

環境負荷物質の削減

グリーンエネルギーの採用

チップ抵抗器の製造工程は再生可能エネルギーを100%採用し製造時のCO2排出量は実質0を実現しています。

グリーンエネルギーの採用

RoHSおよびREACHの最新動向と連動

RoHSおよびREACHの最新動向と連動し、フタル酸・PFAS等の人体に対し悪影響が懸念される材料に関し、製品・工程での使用撤廃に向けて改善・開発を進めております。
一方ではエネルギー効率の高いヒートポンプ応用設備および脱化石燃料を目的とした燃料電池の効率を最大限に高める環境配慮型高精度センサ製品群を開発・提供することにより持続可能な社会達成への貢献に努めてまいります。

RoHSおよびREACHの最新動向と連動

EV車用製品の開発

EV車用製品の開発では、設計段階から踏み込んだお客様への提案を強化し、ビジネスの拡大を図っております。また、超高密度実装技術を活かした小型モジュールの提供により、商品の軽薄短小化、省電力化に寄与することで、お客様を通じた社会課題の解決に貢献しております。

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