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社会

責任のある調達活動

責任のある調達活動

基本的な考え方

当社グループでは、社会価値と経済価値を両立した企業活動を行うことにより社会的課題の解決を目指し、全てのステークホルダーの皆様との対話を重視し、持続可能な社会の実現を追求いたします。特にお取引先様との信頼関係を大切に、共存共栄できる関係を築くことと、お互いに責任ある調達に取り組みます。これらを実現するために方針およびガイドラインを制定し、調達活動を実施しています。

サプライチェーンCSRガイドライン

企業の社会的責任を果たすため、経営理念の重要な実施事項を開示しています。これには、人権尊重、環境負荷の低減、コンプライアンスの遵守、責任ある鉱物調達など、CSRに関連する要件が含まれています。また、これらの事項に加えて、品質、価格、納期(QCD)の安定と適正化を調達方針に明記しています。これらの方針に沿って、サプライチェーンCSRガイドラインを策定し、お取引先様に対して基本方針事項を周知し遵守いただくよう要請しています。

CSR推進と行動規範

当社では、JEITA(電子情報技術産業協会)の「責任ある企業行動ガイドライン」 およびWFSGI(世界スポーツ用品工業連盟)「行動規範」に準拠し、以下10項目についてCSR活動を推進していきます。 またこの内容をお取引先様にも要求していきます。

加えて、管理体制 (マネジメントシステム・サプライヤー管理・輸出入管理・苦情処理メカニズム・ 情報開示) 構築も要請しています。

CSR推進と行動規範

1.法令遵守・国際規範の尊重
2.人権・労働
3労働安全衛生
4環境

5公正取引・倫理
6品質・安全性
7情報セキュリティ

8事業継続計画(BCP)
9社会貢献
10サプライチェーンへの展開

パートナーシップ構築宣言

2024年3月に、「パートナーシップ構築宣言」を公表しました。
「パートナーシップ構築宣言」は、サプライチェーンのお取引先様や価値創造を図る事業者の皆様との連携・共存共栄を進めることで、新たなパートナーシップを構築することを目的としています。

責任ある鉱物調達

コンゴ民主共和国及びその周辺国(DRC諸国)やCAHRAs(紛争影響地域・高リスク地域)で採掘されるスズ、タンタル、タングステン、金、コバルト、天然マイカ、銅、天然グラファイト、 リチウム、ニッケル等の鉱物は、武装勢力の資金源になるリスクや、児童労働、強制労働などの人権侵害・労働問題を助長することが懸念されます。当社グループは、社会的責任を果たすための一環として、OECD「責任ある鉱物調達に関するデュー・ディリジェンス・ガイダンス」に準拠し、こうした鉱物の不使用を原則として、調達管理の強化に取り組んでいます。
お取引先様に対しては、当社グループの取り組みを理解いただき、責任ある鉱物調達への調査協力をお願いし、紛争だけでなく、OECD Annex II ※1  リスクを含む人権侵害や環境破壊などの問題に対しても、サプライチェーン全体での責任ある鉱物調達に取り組んでいます。

CMRT※2回収率
2025年度:目標95%以上、2024年度実績:95%

※1 OECD「鉱物の責任ある調達に関するデュー・ディリジェンス・ガイダンス」
※2 CMRT(Conflict Minerals Reporting Template):紛争鉱物報告テンプレート

グリーン調達

製品の環境負荷低減のためには、部品、材料、副資材など製造過程における環境負荷が少ないものの調達が不可欠です。グリーン調達の考え方やお取引先様への要請事項などについては、 「グリーン調達ガイドライン」を配布し、ご理解とご協力を得ながらグリーン調達を進めています。また、お取引先様に対しては、定期的に化学物質の管理状況や、環境負荷の取り組み状況を評価し、評価結果の低いお取引先様に対して改善要求や訪問監査での指導を行っています。

グリーン調達ガイドライン:環境関連活動調査票、不使用証明書 回収率
2025年度:目標90%以上、 2024年度実績:94%

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